独り言より

お約束どおり、第22章「数列」 を公開します。
年内公開に、何とか間に合ったのは、幸いでした。

ホームページのデザインを少し変えてみました。
フレームに対応していないブラウザをお使いの方にはご迷惑をおかけします。

次章は「指数・対数」で、1月後半公開予定です。
ではみなさん、よいお年を。

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独り言より

早いもので、先にアップロードしてから2か月近く経ってしまいました。
今回公開したものは10月はじめにすでに書きあがっていたのですが、
バタバタしているうちに気がついたら今日になっていました。
時間が経っているからというわけではありませんが、
第2部 第16章~第21章、補講15~22 と少し余計に公開します。

これで旧版の部分はすべて書き直し終わりました。
ここから先はすべて書き下ろしとなります。
というわけでもありませんが、これからしばらくの間、更新の間隔が長くなると思います。
ひとまず今年終わりには新章を公開できるようにはがんばりたいと思っていますが、
よろしくご了承ください。

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独り言より

第14章「平面図形」、 第15章「三角比」、 補講14「 15°、36°、18°の三角比」を公開します。

新カリキュラムの「順列・組合せ」と「確率」の章が残っていますが、
これらはひとまず後回しにして、第一部完結としたいと思っています。
またこれにあわせて、本文、補講、問いの解答例、索引など本来の一つの形にしたものを
「総集編」として公開します。
このファイルは lha で固めています。
Lhaplus などの解凍用のアプリケーションをご利用ください。
これらはフリーで、 Vector などからダウンロードできます。

平面図形の章を書くにあたって、久しぶりに証明問題に取り組みました。
本文にはあまり取り入れませんでしたが、4、50題は解いています。
図形の証明問題を考える楽しさを思い出しました。
いくつかの問題は、戦前の受験参考書や、笹部先生の「幾何学辞典」から取材しました。

図形を描くにあたっては emathP を存分に使わせていただきました。
これらを tgif などの図形ソフトで描くのはちょっと面倒ですが、
emathP を用いると(慣れるまでは少し戸惑いましたが)比較的簡単にでき、
重宝いたしました。
改めて tDB さんに感謝いたします。

三角比は、オーソドックスな展開でしょう。
ただ、2、3年前に同僚の英語の教員から
「最近は筆記体を学習していない子もいるよ」
ということを聞き、それ以来正弦や余弦の定義を紹介するときに筆記体を用いた覚え方の紹介をやめています。
今回本書に取り入れていないのはそのためです。
この件は、学校にみえる教科書会社の営業の方にはできるだけお話しをしています。
しかし、こういったつまらないことで授業のやり方に影響が出るのはちょっといただけないように思います。

ダウンロードのページに書きましたように、
次回は「整式の性質」と「分数式」の章を予定しています。
あわせて今後の公開予定の章も掲載してみました。
あくまで予定なので、変更される可能性は大きいのですが、
ひとまず自分を鼓舞する意味も込めています。

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独り言より

最近「スワイショウ」というビデオを入手しました。
楊進老師の解説、ベースボールマガジン社から出ています。
全部で5種類ほどのスワイショウが紹介され ています。

「スワイショウ」というのは、単純に腕をぶらぶらさせるだけの運動なのですが、
これが実に気持ちいいのです。
ゆらゆらと腕を前後に振ることで、次第に肩がほぐれ、
体全体がほぐれていきます。
15分もやれば、肩こり解消。
腰を一緒に回すスワイショウをすれば、腰痛が楽になります。

でも一所懸命にやってはだめ。
少しボーっとした感じで、適当に(!)やったほうが効果があります。
一所懸命に腕を前後に振ると、かえって肩こりがひどくなりますからご注意。

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独り言より

ついに夏休みになりましたね。
1学期の終業式前に3章分+αをアップロードしました。
次は三角比の話で書下ろしです。
ひとまず8月半ばのアップロードを予定していますが、どうなることやら。

今日は、数学と関係ない趣味の話を。

この週末東京で開催された武術太極拳の表演試合に出てきました。
なんと島根代表の一人として! 
結果は…無残なもの。
全国レベルの高さをしみじみと味わってきました。
島根は太極拳をやる若い人が少ないんですよね(言い訳になっていないなぁ)。

太極拳を始めたのは、もちろん健康のため。
高校生のときに読んだ「数学学習案内」(数学セミナー別冊、日本評論社)の中にあったある先生の文章の中に、
「数学をやるだけでなく、体も十分養うように」
というような主旨の部分があり、
そこに「太極拳やヨーガ」というように挙げられていたのが頭に残っていたからでした。
文章を読んでから、太極拳を始めるまで10年ほどの間があったのですが、
はじめてみると面白くて病みつきになっています。

特に最近、体の衰えを感じ始めてからは、
1回太極拳の練習するごとに寿命が延びていくようで、
1日でも多く練習する時間をとろうと真剣に考えるようになりました。
20代のころある老師が「平均して週に(年齢÷10)回練習して現状維持」と話しておられたのを、
しみじみと思い出します。

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独り言より

おお、いつのまにか1か月経ってしまいましたね。
頻繁に更新するでしょう、といっていたのが嘘になってしまったかもしれません。
ごめんなさい。
それへの埋め合わせというのも変ですが…。

トップページでお知らせしましたように、
「新課程用」の「講義編」の公開を始めます。

そして今回からしばらくのあいだ、PDF ファイルをそのまま置くことにしました。
といいますのも、先日ある方から、
「解凍ソフトの使い方を知らない人が多いんじゃありませんか? 
それと、最近は ADSL が普及してきていますから、オンラインで見られるようにしたほうがいいと思います」
とのご意見をいただいたからです。
また、私の教えている生徒に、
「適当 な解凍ソフトと、AcrobatReader を用意してね」
と言ったところ、顔中に「?」マークを浮かべていたので、
できるだけハードルを低くしたほうがいいかな、とも思ったからです。

つい先日まで電話回線で PPP を使ってネットにアクセスしていました。
電話代が気になって、仕方ありませんでした。
そこで、できるだけ容量が少なくなるように章ごとにファイルを分割し、
負担が少なくなるようにしてみました。
高速回線をお使いでない方は、「リンク先を保存」などを用いてひとまずダウンロードし、
オフラインでご覧になることをお勧めします。
貧乏教師のことゆえ、プロバイダの無料スペースを利用するのが精一杯なので、
最新のものをのぞいて再び圧縮して提供することになるかもしれません。
そのようなことになりましてもお許しください。
当分の間は大丈夫だとは思いますが。

さて、今回1次不等式の章を書き下ろしました。
また、2次方程式の章もかなり書き直しています。
ご存知のように、今回のカリキュラム改訂で大きく変わったことの一つで、中学校から移行してきた内容だからです。

2次方程式の章を書いていて、かなり欲求不満がたまってしまいました。
ご覧になればお分かりのように、2次方程式を解くことに終始し、
解と係数の関係や高次方程式のことなど、
その応用は大分後にならないと出てこないからです。
もともと高校1年生の内容は、その後の基礎といった位置づけで、
さまざまな計算に習熟することに偏っていた印象がありますが、
今回はそれがさらにはっきりしてきているように思います。

次章は、「1次関数の復習」の予定です。

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この2週間ほどは、彼のシリーズの執筆に精を出しています。
改めて新しいカリキュラムを眺めていますが、
やはりこのままだと日本の将来は危ういと感じています。

先日「学びたい人の数学」と「新しい科学の教科書」のことに少し触れましたが、
斎藤孝先生の「理想の国語教科書」(文芸春秋社)というものもあるんですね。
これで英語の本があれば、ひとまず主要教科が揃う。
こういった動きがあるということは、やはり多くの方が危機感をもっていることの証拠なのでしょう。
そして民間でこういった動きがでることで、新しい方向が見えてくるのでしょうね。

多くの企業が制度疲労によって苦しんでいます。
教育の世界も例外ではないのでしょう。
今は生みの苦しみといったところのように感じられます。

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ポアンカレ予想が解決したようですね。

プレプリントサーバにある論文も落として眺めてみていますが、
微分幾何とトポロジーのはざまにある内容なので、
すぐに理解できそうにありません。
そのうち、「数学セミナー」などで解説が出るでしょうから、
それを待つことになりそうです。

大学時代トポロジーを専攻していたもので、こういった話題に敏感に反応します。
そのあと、微分幾何学を少しかじったり、
複素多様体論なども食い散らかしています。
弦理論にも興味があって、この春からはトポロジーと弦理論の境界で面白そうな話がないか、
探しています(ちなみにこの春に書き上げた修論は、あるカテゴリでのホモトピー論でした)。

そうそう、しばらく前に読んだ「エレガントな宇宙」(ブライアン・グリーン、草思社)は面白かった。
弦理論の第一線で研究している方による解説で、
翻訳で500ページを超える本ですが、一気に読了しました。
こういった啓蒙書を読んで、久しぶりに興奮したものでした。

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いつのまにか、アクセスカウンタが100を超えていました。
そのうちの20くらいは、私のアクセスなので
120を超えていたら、ほんとに延べ100人以上の方が訪れてくださったことになります。
再リニューアルオープンして20日あまり。
単純計算で、1日5人くらいの方が来てくださっていることになりますね。
まだまだ、本サイトは知られていないでしょうから、
ひとまずこれくらいのペースでいいのかもしれません。

GW は、どこへも行かず(行けず)、
家でパソコンと戯れていることになりそうです。

新学期も始まって1か月あまり。
新入生もそろそろ学校になれると同時に、
緊張疲れも出てくるころですね。
いろいろなことが起こりだすのも、GW 明けくらいからのことが多いようです。
それと夏休み明けですね。

先日来、ネット上の数学教育関係のサイトを探しまくっています。
その中から、いくつかのサイトをリンク集に追加してみました。
みなさんにも気に入っていただけるとうれしいのですが。

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少し時間を作って、ネット上にある数学関係のホームページを Google でひいてみました。
「青空学園」というサイトがヒットし、興味をもちました。
ネット上での学園の試みということで、数学科と日本語学科があります。
もちろん数学科のほうを覗いてみました。
そこで惹かれたのは、ML でのセミナーです。
第一弾が高木先生の「解析概論」。
これはすでに終了していました。
第二弾は、群論。これも最終段階で、
もう少ししたら新しい本を読み始めるようなので、登録してみました。

また、「初等整数論」など、二、三のテキストは、わかりやすく書かれているように見えました。

探せば、いろいろなサイトがあるものですね。井の中の蛙にならないようにしなければ。

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