結局24式は2年ほどやりました。
教えてくださった先生が
「最低でも2年はやるように」
とおっしゃっていたからです。
んで,次に何をやろうかとだいぶん悩みました。
当時もっともはやっていたのが48式太極拳でした。
48式太極拳は陳,楊,孫の古式の太極拳からそれぞれ特徴的な動作を取り入れ組み立てられた套路でした。
そして24式のあとにはそちらに進むのが当たり前のような風潮がありました。
しかし根っから天邪鬼な私は,
いろいろなものが取り入れられているものより,
純粋に一つの流派からなるものだけをやりたいと思っていました。
同じようにその当時の中国武術雑誌でもっともよく取り上げられていたのが陳小旺老師でした。
かっこよかったですねぇ。
それと陳式太極拳が太極拳の源流であるというのも気に入りました。
しかし残念なことに所属していた団体ではそれを学習することができませんでした。
んで,それに準ずるものとして結局88式を選びました。