「深い呼吸に合わせて動作をするように」
これは「若さの泉」やその他のチベット体操の解説書に必ず書かれていることです。
一応21回の完成形になり,
それなりに深い呼吸をしているように思っていたのですが,
先週くらいからそれは間違いだったということがわかってきました。
第三の儀式と第五の儀式は胸をそらし,開きます。
そういった動作的なこともあると思いますが,
この2つの動作を繰り返していると,
いつの頃からか,さらに深い呼吸ができるようになってきました。
もうひとつ。
深い呼吸をするためには,まずしっかりと吐き出すことが大切,
ということにも気が付きました。
どの儀式の時も,まずはしっかり息を吐きだし,
吸い込みはじめると同時に動作を始める。
吸いきった時に完成姿勢になる。
また息を吐き,吐き切るときに最初の姿勢に戻り,
リラックスする。
いずれも解説書に書かれている動作の基本ですけど,
知るとできるのはやはり違いますね。
気がつくと,普段の生活のときも
(まだ時々ですが)体操をしている時と同じような深い呼吸をしていることが
あるようになってきました。
狭心症の手術の後,
逆に呼吸の浅さを感じ,
「衰えたなぁ」
と思っていたものでした。
それから思うといかばかり。
チベット体操,さまさまです。