この記事は「オフィスアワー」に2005年5月1日に掲載したものです。
前任校で,「今日のトレーニング」と題したプリントを2年くらい作りました。
1日につきB4のプリント1枚位の量で,
前日に出した問題の解説と,その日の問題で構成していました。
これが生徒へ定期的に配るプリントを作り始めた最初でした。
当時はパソコンといえばNECの9801シリーズ。
ワープロといえば,一太郎か松でした。
私は以前から一太郎を使っていたので,それでプリントを作っていきましたが,
すぐに数式や図を書くことの困難に行き逢いました。
また,DOSマシンの不自由さ。これにも大分悩まされました。
今ではどのワープロにも数式を組む別のアプリケーションが付属していますし,
図を取り込むのも結構簡単になりました。
しかしその頃の一太郎では,式は四則計算くらいしか書けず,
図は花子を用いれば描けましたが,
それをワープロの中に取り込むことは面倒だったように記憶しています。
仕方ないので,多くの式と図を手書きにしていましたが,
面倒なことこの上ありません。
これからワープロでの数式との格闘が始まりました。