このところ引き続き物理の本を読んでいる。
んで,昨日はある式の導出がどうしてもできずにいた。
午後いっぱいずっと考えたが,近いところまでは変形できるのだが,
あと一歩がわからない。
夕方になりお腹も空いたので,一旦諦めて帰宅した。
家の中のことをしてたりしてしばしリラックスしたら,
やはりどうやったらいいのかが気になり始め,
何かヒントになるものは見つからないだろうか,と
自宅にある本をとっかえひっかえひっくりかえした。
ふと,ある本の式の変形に目が止まった。
式は違うが同じようなことをやっているように見えた。
で,最後から1行前は,私が行き詰まったところによく似ていた。
そこから最後の式を導くところには式しか書かれていなかったが
どう考えて書き換えるのかは明白だった。
その論理は私が慣れ親しんできた数学的な論理ではなかった。
言ってみれば「物理で使われる論理」といいたくなるようなものだった。
そういった考え方の妥当性は,
物理,あるいは科学として考えれば問題ないことは納得している。
しかし数学では表立っては使わない考え方だったので,思いつかなかったようだ。
そこまで思い至って,すっきりした。
一方で物理の勉強をする限り,今回出会ったような考え方に慣れると同時に,
使いこなせるようになりたいもの,と思った。
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