つい先程まで,タイトルの講演会を聞いていた。
これまでにも何度か耳にする機会はあったが,
そもそも暗黒物質とはなにか,まったく知らなかった。
講演に先立ち,
波場 直之氏(島根大学・教授)による「素粒子と宇宙」で極微の世界と極大の世界のつながりが解説され,
石田 裕之氏(島根大学・特任助教)による「宇宙暗黒物質からインフレーションを探る」で,暗黒物質の理論的起源を聞いた。
このお二人は理論家。
お二人の解説で,大まかなところは掴ませていただいた。
面白い!
で,本題は
身内賢太朗氏(神戸大学・准教授)による
「宇宙の未知粒子『暗黒物質』を探る」
身内氏は実験家で,いかにして「暗黒物質を検出するか」をテーマに研究しておられる。
暗黒物質の検出には3つのアプローチが考えられているが,身内先生はその一つをとりあげ,
研究の一端を講演されたのだった。
素人にもわかりやすい,お話ばかり。
この1月にもあったのだが,そのときは失念していて聞けなかった。
今後もこのような講演会があれば,出かけてみたいものだ。