久しぶりにチャイコの5番を聞いた。
20年ぶりくらい。
学生のときからクラシックを聴き始めたのだが,
おそらく(全曲を)初めてきいたシンフォニー。
それまでほとんど音楽を聴いたことがない私に,
クラシック狂の後輩がレコードをダビングしてくれて,
繰り返し聴いていた。
今日は生演奏。
レコードと生との違いはとてつもなく大きいと思うが,
胸に迫ってくる音の群れがあるときは気持よく,
あるときはメロディーに慰められ,
またあるフレーズはロマンチックな気持ちを沸き立たせてくれた。
第4楽章を聴いているとき,
「ほら,顔を上げて,胸を張って,自信を持って堂々と!」
と勇気づけられるような声が聞こえたような気がした。
いっとき大分チャイコフスキーの曲を聴いていたものだが,
いつしかバッハやモーツアルトばかりになっていた。
また聴いてみよっかな。