先週の日曜日,この春から参加させて頂いていた合唱団の演奏会が無事終わった。
長く声楽をやっている方たちに混ざって,ド素人が一人,冷や汗をかきながら歌ってました。
そんな私を暖かく迎えてくださった,指揮者の先生と,世話人の方に感謝。
んで,それとはまったく関係ないが,
今年も残すところあとわずか。
ふと,机の上を見たらチケットが3枚。
毎週末クラシックのコンサートに行くことになっていた。
自分で購入しているのだから,忘れていたわけではないが,
気が付かなかった(笑)。
そのしょっぱなの今日は,
「山陰弦楽アンサンブル」 於 プラバホール
この1年はコンサートを聞きに行く,と決めていて,
ほぼ毎月出かけていたが,弦楽だけのコンサートはまったく初めて。
プログラムは
バッハ,2つのバイオリンのための協奏曲,ニ短調,BWV1043
ディッタースドルフ,協奏交響曲,ニ長調より第1楽章
ヴィヴァルディ,チェロ協奏曲,ト短調,RV.416
チャイコフスキー,弦楽セレナーデ,ハ長調,作品48
の4曲。
ディッタースドルフ以外はCDでだけど何度も聴いていたので,
それなりに馴染みがあった。
山陰在住の演奏家の方々が集まり,
こういったかたちでのコンサートは初めてだそうだ。
素人の事ゆえ,演奏の良し悪しはよくわからない。
なので,それぞれの曲の印象を書く。
やっぱりバッハは特別に感じる。
確かバッハの曲の中では初めて聴いたものだった。
演奏はじめの第一音から終曲まで,
すべての楽器が時には対立し,時には協調する。
その緊張感はたまらない。
今回は2つのバイオリンの協奏曲だったから,
その掛け合いも大変面白い。
バックのその他の弦楽器の奏でるメロディーも,
しっかり主役をサポートしていてい素敵な構造に聞こえた。
チャイコも悪くないけど,なんか華麗すぎて私の感覚には今ひとつに感じる。
ヴィヴァルディはワンパターンで,どの曲も同じに聞こえるのは耳が悪いせいだろうか。
どっちも昔大分聴いたけど,そんな感じを持ってからはあまり聴かなくなったものだ。
ディッタースドルフは,ヴィオラとコントラバスの独奏曲だった。
初めて聴いたので,よくわからなかった。
いずれもちょっと地味な楽器っていう印象があるものだから,
それが先にあって聴いていたからかも。
来週はピアノ,再来週はオルガンのコンサート。
いずれも大変楽しみなのです。