正月に四元数を勉強していた。
電磁気学を記述するのにマックスウェルが用いた,
という文書を読んでのことだった。
その後,色々調べているうちになんとClifford代数に行き着き,
この半月ほど勉強している。
昨年夏にConnesの非可換幾何学を勉強していたときに,
spinの概念と出くわした。
spinはClifford代数を使って定義されていたのだが,
そのときはよく分からずにいたのと,
結構大変そうなイメージがあったので,ちょっと逃げていた。
しかし今回勉強し始めてみると,
四元数やグラスマン代数などを含む体系となっていて,
四元数の記事を書いたときに触れたが,
それと同じようにClifford代数を使ってさまざまな物理学が記述できるそうだ。
そんなこともあって,
ここしばらく熱中している。
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