先日の記事にも書きましたように,
練功十八法は 王子平 老師の作った「去病延年二十勢」がもとになっています。
その 王 老師が「拳術二十法」というものも作っていると先生が話しておられたのでちょっと興味を持ちました。
幸い日本語訳の本があるということなので早速本屋に注文。
届いた本を見て大変驚きました。
「拳術二十法」は次のように構成されています。
まず単練。
つまり一つ一つの技を一人で練習する。
次にそれをつなげて練習すると,套路の練習になる。
ここまではどんな拳術でも同じですね。
「拳術二十法」のすごいところは,
さらにそれらを組み合わせると対練の套路になるんです!
つまり,練習のはじめから技のやり取りまで一つですんでしまう。
その上早くやれば若い人向け。
ゆっくりやれば年配向け,とどんな年齢の人にも合うように作られているんですね。
さらに面白いのは,この套路をゆっくりやると,
練功十八法と同じような効果がありそう,というところ。
上に書きましたように,練功十八法のもとになるものを作られた方ですから,
当然といえば当然かもしれません。
王老師ご自身はすでに他界されているようですが,
お弟子さんが上海におられるようです。
一度習ってみたいですね。
日本国内でやっている方はおられるのでしょうか。
そっちも興味があります。