独り言より

第14章「平面図形」、 第15章「三角比」、 補講14「 15°、36°、18°の三角比」を公開します。

新カリキュラムの「順列・組合せ」と「確率」の章が残っていますが、
これらはひとまず後回しにして、第一部完結としたいと思っています。
またこれにあわせて、本文、補講、問いの解答例、索引など本来の一つの形にしたものを
「総集編」として公開します。
このファイルは lha で固めています。
Lhaplus などの解凍用のアプリケーションをご利用ください。
これらはフリーで、 Vector などからダウンロードできます。

平面図形の章を書くにあたって、久しぶりに証明問題に取り組みました。
本文にはあまり取り入れませんでしたが、4、50題は解いています。
図形の証明問題を考える楽しさを思い出しました。
いくつかの問題は、戦前の受験参考書や、笹部先生の「幾何学辞典」から取材しました。

図形を描くにあたっては emathP を存分に使わせていただきました。
これらを tgif などの図形ソフトで描くのはちょっと面倒ですが、
emathP を用いると(慣れるまでは少し戸惑いましたが)比較的簡単にでき、
重宝いたしました。
改めて tDB さんに感謝いたします。

三角比は、オーソドックスな展開でしょう。
ただ、2、3年前に同僚の英語の教員から
「最近は筆記体を学習していない子もいるよ」
ということを聞き、それ以来正弦や余弦の定義を紹介するときに筆記体を用いた覚え方の紹介をやめています。
今回本書に取り入れていないのはそのためです。
この件は、学校にみえる教科書会社の営業の方にはできるだけお話しをしています。
しかし、こういったつまらないことで授業のやり方に影響が出るのはちょっといただけないように思います。

ダウンロードのページに書きましたように、
次回は「整式の性質」と「分数式」の章を予定しています。
あわせて今後の公開予定の章も掲載してみました。
あくまで予定なので、変更される可能性は大きいのですが、
ひとまず自分を鼓舞する意味も込めています。

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