本ブログに「数学書の読み方 写経」という言葉で検索してたどり着いた方がおられる。
以前の【思い出話】ラング,解析入門I
に書いた「今から言えば,単なる 写経 のような感じになっていたようです」
というところがヒットしたようだ。
で,私も改めてこのキーワードで検索してみた。
すると結構ヒットする。
特にramsn99にあった
記事には多くの場所で共感を覚えた。
結局数学を勉強している人は,普通にやっていることのようだし,
私自身もそうやって身につけてきた。
あえて付け加えるとしたら,身についたと感じたら
人に喋ってみることだ。
聞いてくれる人がいなければ,何もみないで書いてみればいい。
どこかで詰まれば,そこが不十分だということがよく分かる。
「とめはねっ! 鈴里高校書道部」の何巻だったかに,
臨書は書くことでその作品をみるという方法だ,
という場面があった。
これなどそのまま数学書の読み方につながると思う。